AlibabaのTCC@杭州へ行ってきました!

はじめに

SBCloudエンジニアの南(cjnan)です。TCCから帰って来てから風邪に酷くやられて、最近ようやく治ったと思ったら、また引いちゃいました。少し遅くなったが、TCCの振り返りとして、この4日間での所見を皆で共有します!

△TCCでJack Ma(Alibaba創業者)の基調講演現場

TCCって?

中国市場最大Eコマースの巨頭 Alibaba(阿里巴巴)、彼らは’Ali帝国’のパワーの集大成を誇る場として、年に1回でザ・コンピューティングカンファレンス”TCC”を杭州市のCloud Townー’YunQi‘で開催します。テーマは毎年変わって、今年は人工知能に注目した「Apsara・Intelligence」です。ちなみにApsaraとはAlibaba Cloudのインフラ基盤の名前です。

△今回のTCCテーマ:Apsara Intelligence

今年も10月11日から14日に渡って中国・杭州市では熱々のテクノロジーイベントが開催しました。

△初日の入場現場の写真。沢山の来場者が訪ね来た!

△屋外でKeynote liveを見ている観客

例年を超えて今回は6万の来場者で大盛況!オンラインでのLive視聴者も1500万人を超えたそうです。では、毎年恒例のコンピューティングカンファレンスーとして、今年はどんな面白い内容があったのでしょうか。

SBクラウド今年も大人気!

まず、言わざるを得ないのがこれ、「SBクラウドも今年出展しました!それも大人気!」です。

△イベント開始前のSBクラウドブース。デカーいディスプレイで発表したりする

△発表する時はいつも来客でいっぱいになる

その中で私は今回の発表者として「Express Conncet」デモンストレーションを担当させていただきました。「日中間を結ぶ高速専用ネットワークであなたのグローバルビジネスを支えてくれますよ!」っと。日本進出の中華企業も興味持って訪ねて来ました。

△営業メンバも必死で顧客対応中

Alibabaの未来を支える研究所「DAMO Academia」

初日の基調講演でいくつかのビックニュースがありましたが、その中で一番注目されたメッセージがこれです。

△Alibaba CTOからの基調講演でDAMO projectを発表

DAMO AcademiaはDiscovery、Adventure、Momentom、Outlookの省略で次世代IT技術の研究開発と人材育成に注力し、Alibabaグループの未来を支えてくれる組織です。そこで、150億ドルの投資規模でFintech、AI、量子コンピューティングなどの研究課題を発表しました。ちなみにDAMOとは仏教僧の菩提達磨(ぼだいだるま)のことであり、こんな感じのキャラですね。

菩提達磨(ぼだいだるま)さん

ET Brainプロジェクトの大活躍

昨年から動き始めた噂のET Brainプロジェクト、今年はもっと進化した姿で皆の前に現れました。Alibaba Cloudは自社のインフラはもちろん、BigDataとAI技術も強みを持ってます。ET Brainとは彼らの持ってる技術の集大成でもあって、BigData基盤知能システムを開発し、環境、工業、物流などの課題解決に活躍するプロジェクトです。

City Brainプロジェクトの監視画面

ET Brainは種類によって、今は大きくCity Brain, Industry Brain、Environment Brain、Medical Brainの4つの種類に分かれていて、中にもCity Brainは一番前に進んでいるようです。では、今回のTCCで取得したCity Brainの情報を幾つか共有しましょう。

City BrainはAlibabaは去年から18ヵ月間かけて開発して、今は杭州を含めた幾つかの都市で投入している状況です。主には都市の交通管理やナビゲーションで活用しています。彼らはAlibaba Cloudのインフラ上でBigDataやAIプラットホームを載せて分析を行っています。杭州市の各道に設置したカメラとセンサーからデータを読み込んで、全都市から収集しいたデータはビックデータ分析でリアルタイムで処理され、最後には信号のコントロールに反映される、という一連のプロセスで課題改善に挑んでいます。今は杭州市だけでなく、マカオを含めた海外進出に挑戦しようというAlibabaの野心作ですね。来年のTCCではまたどんな姿で現れるか楽しみになって来ました。

City Brainでリアルタイム分析し、信号調整、ルートの選択、渋滞改善などに活用している

どこでもシェアサービス

Alibabaでの電子マネサービス「Alipay」、最初はECサイト「Taobao」の決済手段としてスタートしましたが、今はオンラインだけじゃなく、オフラインで「シェアサービス」の形でライフスタイルを変えようとしています。今回TCCでも色んなシェアサービスが見えます。

△シェア自電車

シェア傘。TCCの4日間ずっと雨で、シェア傘を活用しました。

シェアバッテリー。駅や空港では助かりそうですね。

他にもAlipayを使ったスマートシステムが沢山ありました。スマートレストラン、スマート病院、スマートホテルなどなど。

スマートレストラン

スマート医療システム

スマート薬屋

スマートホテル

Alibaba Cloud Universityで研修を受けました

今回のTCCは展示ブースだけでなく、Alibaba Cloudの初心者やエンジニア向けの研修プログラムもありました。Alibaba Cloudでは「Alibaba Cloud University」と言う研修組織があります。彼らはパートナー向けの研修や、ウェブ上のトレーニングコンテンツ、認定試験などを行っています。

Alibaba Cloud Certificationロードマップ

今回の会場の4日間で、Alibaba Cloud Universityは初心者から始めてプロフェッショナル向けまでに、色んな研修セッションを行なってで、私も半日参加して勉強しました。

研修現場は学生と参加者でいっぱい

音楽祭

毎年のTCCでは有名人やアイドルを招待して4日間連続で音楽祭行っています。今回もいつもの通り、Jack Maの登壇です。そして、場外ではカラーマラトンも同時に盛り上がいまうした。面白そうが、残念ながら私は疲れて直帰でした。

音楽祭

カラーマラトン

まとめ

Alibaba CloudのTCCに行って見て「さすがAlibaba」って、何かも感心して来ました。Alipay, Ant Finance, Taobao, T-mall、物流、数え切れないビジネスが協力しながら、今のAli帝国になるまでわずかの数十年。そこで、Alibaba Cloudはすでにこの強大なエコシステムを支えるシステム基盤とする存在になりました。今後のもっと進化した姿が楽しみです。来年のTCCをますます期待されますね!

最後におまけとして、今回の出展者の一部を一緒に見てみましょう。(全部を回るのはさすが無理でした。)

 

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