Alibaba Cloud ECSパブリックIPからElastic IPへの変換が可能になりました!

こんにちは。SBクラウド エンジニアのTKです。

Alibaba Cloud ECSには2種類のパブリックIP(ECSパブリックIP、Elastic IP)があるのはご存知でしょうか?

これまでは、一度パブリックIPが割り当てられて稼働しているECSインスタンスのIP種別を後から変更(ECSパブリックIP→Elastic IP、Elastic IP→ECSパブリックIP)する事ができませんでした。

最近、ECS購入後でもECSパブリックIPをそのまま引き継いでElastic IPとしてECSを稼働させる事が可能になりましたので、本記事ではその変更方法についてご紹介したいと思います。

ECSパブリックIPとは?
インスタンス作成時、1Mbps以上の帯域幅を指定した場合に自動で割り当てられる動的なグローバルIPアドレスです。

Elastic IP(EIP)とは?
EIPアドレスは、個別に購入できる固定のグローバルIPアドレスです。
インスタンスにEIPをバインドする事でECSインスタンスはインターネットと通信できます。

ECSパブリックIPとElasticIP(EIP)の違いについては以下にも記事がありますので参考にしてみてください。
・Alibaba Cloud、EIP(Elastic IP)解説。ECS運用を楽にする!

1.ECSパブリックIPからEIPへの変換方法
ECS管理コンソールから、インスタンスリストを表示させて、対象ECSの[詳細] > [パブリックIPからEIPへ変換]をクリックします。

ポップアップされた画面にて[OK]をクリックします。
※注意書きにもある通り、逆変換(EIPからECSパブリックIPに戻す事)はできませんので、対象ECSを間違わない様に注意してください

以上でECSパブリックIPからEIPへの変換は完了となります。

 

2.ECSパブリックIPからEIP変換後に更新される情報
①IPアドレスの表示
xx.xx.xx.xx(インターネット)からxx.xx.xx.xx(エラスティック)に変わっている事が確認できます。
※IPアドレスは同一のままです

②設定情報とモニタリング情報
インスタンスの詳細内の設定情報がインターネットIPからEIPに変わり、モニタリング情報を参照する事ができる様になります。

EIP変換後は下図の様になります。

③EIPステータス
IP管理コンソールのEIPステータスが利用可能から割り当て済みに変わっている事が確認できます。

また、対象EIPの[詳細] > [帯域幅の変更]をクリックすると帯域幅を1~200Mbpsに変更でき、[詳細] > [課金]をクリックするとEIPの利用状況などが確認できます。

 

最後に
今回の確認によって、IPアドレスを引き継いだままほぼ1stepで、EIPへ変換できる事が分かりました。Alibaba Cloud ECSパブリックIPで構築運用した後に、要件の見直しや、障害発生などによって急遽EIPが必要になる状況に迫られたとしても、より柔軟な対応が可能になったと感じました。

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