Arubaさん主催のatomosphere 2018 APACに参加しました

こんにちは。最近SNS不在で心配されていたもーすけ(@mosuke5)です。このブログはタイのバンコクからお届けしています。
実は、Arubaが開催しているAtomosphereというイベントにご縁あって参加させていただいていたためです。私自身はネットワーク分野の人間ではないのですが、簡単にサマライズしてお伝えします。

レセプションパーティ。ど派手

Arubaがめざしていること

これまで、Mobile-First NetworkやCloud-First Networkというかたちで発展してきました。ユーザの利用する、アプリケーションやクラウドだけがネットワークの対象でした。しかし、いまは「EXPERIENCE First」を目指すといっていました。

まさに小売りの世界でAmazonやAlibabaがデジタル化を成功してきました。ほかの例としても、AirBnbはホテルをデジタル化しましたし、courseraは学校・学びをデジタル化に成功しています。

上で例にあげやような企業のなにがよかったか?この講演ではしきりに「EXPERIENCE」という単語を強調していました。EXPERIENCEを作り出すことがキーワードです。EXPERIENCEをを作り出すとはなにか?を、スターバックスの事業でたとえていました。スターバックスも次の4つのステージで成長してきました。

1. コーヒー豆の段階:このままでは価値は限りなく少ない
2. 豆を挽いてパッケージ化する段階:豆を引いて、パック詰めすることで初めてプロダクトにする
3. コーヒーを淹れてお客さんに提供する段階
4. いまのスターバックスのようにコーヒーを中心とした体験を提供する段階

IoTという言葉がでてきて久しいとは思いますが、いま改めてArubaでは、EXPERIENCEを作り出す分野として、Physicalな領域に注力をしているとのことです。特に注力している分野が、「store」「hotel」「workplace」「school」「factory」とのことです。

問題はどうやって、EXPERIENCEをつくっていくか?
Arubaではその先駆けとして、IoTを活用してデータを集め、AWARENESSをできるようにすることを提供するといっていました。
ユーザはだれか、どんなアプリケーションが使われているか、デバイスが使われているか、場所はどこか。こういった基本的な情報をまず収集できるようにすることが、次のIntelligent Actionにつながるといっています。
Intelligent Actionが新しいEXPERIENCEを生み出すのに必要である、とメッセージしていました。

SD Branch

上で紹介した、5つのPhysicalな領域でEXPERIENCEをつくりだすために、1つの新しいソリューションとして、SD Branch(Software Defined Branch)を紹介していました。
小売りの店舗や病院、学校など物理的な拠点を複数持つ事業に対して、簡易的にネットワークを導入できるSD-LANとSD-WANの組み合わさった製品とのことです。
店舗ごとにネットワークのスペシャリストはいないですし、また派遣してセットアップすることも非常に大変です。インターネットさえ引けていれば接続するだけで、管理コンソールからLAN, WAN部分の両方を操作できるというのが売りのようです。もちろん、SDとついているようにSoftware Definedで扱えることが魅力的なポイントのようです。Software Defined なBranch(支店)というおもしろいソリューションと感じました。実際に、デモで簡単に拠点ネットワークを構築することができる体験も行っていました。

SD Branchのドキュメント
https://www.arubanetworks.com/assets/wp/WP_SDBranchOverview.pdf

バンコク病院の取り組み

バンコク開催というのもあり、実際にデジタル化を進めるバンコク病院のCTOが登場し、いま考えていることについて話がありました。
「not Hospital, but Hospitel(Hospital & Hotel)」を目指すみたいなしゃれをいっていたのは印象的です。
例えば、患者の診断を病院に来た時だけの体験ではなく、その後のアクションや次の診断の通知など、普段の生活の体験の中に入っていきたいと語っていました。
そのほか、病院内の施策として、ビーコンを使って医療機器の備品などの管理などをしていきたいとのことでした。
実際に、いま1つの施設でPoCをやっている状態まできているとのことです。

一方で、IoTのセキュリティについてはかなり敏感なようでした。
特別にパーソナルなデータを扱う病院という場所だからこそ、事故は防がなければいけないと感じているようでした。

現状のネットワークへの課題意識

また、IoT時代に合わせてネットワーク構成の考え方を変えていかなければいけない、というメッセージも強かったです。
現在のネットワークはVLANベースでのポリシー制御が普通です。しかし、IoT時代になり今まで以上に様々なデバイスが接続されるようになり、より一層複雑なポリシー管理や設定が必要になります。代表的なところで下記のような課題があります。

・デバイス個別でのアクセス制御が難しい。
・QoSや帯域制御の動的制御が難しい。
・拠点展開や変更にたいして対応が難しい

こういった問題を解決するために、ユーザやデバイスごとにポリシー制御をできるようにするネットワークが必要で、それを目指しているとのことです。
Arubaのその答えの1つとしては、ポリシーをクラウド側で統一管理し、それをデバイスやセグメントごとに付与していく形をとっているとのことでした。

まとめ

イベントの中でたくさんのメッセージがありましたが、一番強く感じたのは、「店舗や病院などのオフラインの世界へEXPERIENCEをもたらすこと」を実現するための製品やソリューションを多く出しているということでした。
弊社が扱っているAlibaba CloudもNew Retailという考え方を強くメッセージングしていて、オフラインの世界への進出がより加速していくのを感じます。

最後に、今回イベントにご招待していただいたArubaさんのスタッフの方々に感謝します。

その他

その他、現地の状況について写真でお送りいたします。

ばいばい。

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