【TCC特集】TCC2018@杭州からキーメッセージ

CJNANです。TCC2018@杭州から無事帰還しました。

今年のTCCも素晴らしいイベントでしたね。4日のイベントでなんと12万人の登録数!!去年の6万人と比べて倍以上増えましたね。

TCCって何?の方は昨年の記事をご参照ください。こちらも読むと面白いですよ.

Alibabaが開催するコンピューティングイベント TCC@杭州へ行ってきた!

これからTCC2018@杭州にあった、幾つかのキーメッセージを簡単にまとめて紹介します。(今年TCC全体については別記事でご紹介する予定です。)

DAMO(達磨院)一周年:量子演算システム、チップの研究開発

DAMO(Alibaba Group次世代R&D研究所、去年の記事参考)、今年は「4+X Lab.」機構を設立。4はFintech、Machine Intelligence、Robot、Data Computingが含めて、Xは次世代技術の量子コンピューディグと強AIです。その中でも、量子コンピューディグ専用チップの開発や量子演算システムは世界中でも先頭に進んでありまして、実際のアルゴリズムの活用での貢献可能性を検討していました。

Face++がMSCOCOで4つのチャンピオン獲得

今年のMSCOCO(Microsoft Common Objects in Context、MSCOCOは近年の視覚系AIコンペでも一番有名な大会である)で、Alibaba Cloudの顧客様Face++は参加した4つのコンペすべてチャンピオンを獲得ました。その裏側ではアリババクラウドのGPUクラスタ6世代―GN6ファミリー(NVIDIA V100搭載)の大活躍。

独自AIチップ開発:アリババ半導体子会社を設立へ

Jack Ma.退任前にAlibabaに渡した最後の遺産とも言われる、Alibaba新たなビジネス、半導体子会社「Pingtouge」が設立しました。Pingtougeはこの前に買収されたチップ会社cambriconとDAMOの半導体研究部署を統合して、独立した組織で、2019年6月にAlibaba独自設計開発のAI専用チップAli-NPUがリリースする予定です。ターゲットはABC(AI、BigData、Cloud)だけはなく、IoT、自動運転、City Brainを含めた次世代プロジェクトに貢献できることです。そして、Alibaba Cloudを窓口としてユーザにもサービスを提供する予定です。

さらなる進化:City Brain2.0

今回のTCCでは、CityBrain2.0へのアップグレードが発表され、交通警察と連携しさらなる都市交通の効率化をめざしました。420万平方キロメートル、1300個信号機、4500個交通監視カメラ、人工知能、ビックデータ、クラウド、救急車、警視庁、交通局、あらゆる機能を活かしたアリババの野心作が杭州でバージョン2.0を正式リリースしました。そして、今は杭州で200人の警察のサポートとして導入しています。

実績

-2016年広州:(Internetデータのみ)

渋滞エリア通行時間-19.3%、通行制限エリア通行時間-8.2%

-2017年XiaoShan:(Internet+Camera)

通勤速度+50%、通勤時間-30%

-2018年杭州:(City Brain Transportation Data Platform)

平均渋滞時間-3.5%

Vehicle-To-Everything:杭州から世界へ

アリババクラウドはAliOS、DAMO、Alipay、Banma、AutoNaviと協力して、車搭載ナビシステムを開発すると発表しました。そして、車搭載スマートスピーカ「Ali Genie」もリリース。これだけではなく、更に自動運転をシングルセンシングからグローバルセンシングに進化し、信号カメラやセンサーと車を連携させ、もっと安全で、もっと実用性の高い自動運転ソリューションを提供する予定です。CityBrainとの連携まで実現できましたら、自動運転はどこまで進化するでしょうかね。ますます期待してきました。

Alibaba Cloud歴史的なバージョンアップ:Apsara2.0

Apsara(Ailbaba Cloudを支える大規模OS)バージョンアップしました。もっと軽いECI、もっと強力なECS、FPGA、E-HPC。10分で1万台まで柔軟に仮想サーバを立ち上げる、もっと速いクラウドDisk、100万レベルのIOPS、仮想サーバとBMの融合、、、、他にも色んな技術進化があります。詳細は別のブログで紹介する予定です。

 

その他

アリババ天空IoTプロジェクト

LoRaのGatewayを搭載した飛行船を空に飛ばして、地上40000mから地下20mまでのIoT通信を実現する。クレージーな発想かもしれませんが、実現できたら面白そうですね。

SAP、VMware、SiemensとAlibaba Cloud正式パートナシップを組む

今回のTCCでSAPはAlibaba Cloudの正式パートナとして、Alibaba CloudのIaaSでSAP S/4HANA CloudとSAP Cloud Platformを提供すると発表しました。

VMWareもVMWare on Alibaba Cloudにもっとサポートして、オンプレミスからCloudへ移行する企業にサービスを提供すると発表しました。そして、Siemensは2019年に「MindSphere on Alibaba Cloud」を提供する予定です。

最後に

ここまで、TCC2018@杭州のキーメッセージでした。去年に比べて、更に進化しましたね。勿論、これが今回イベントのすべてではないです。時間あったら、再執筆して、皆さんに面白い情報を共有しますので、ご期待下さい!

下記に現場写真を幾つか共有しました。興味ある方、ぜひご覧ください。

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